コピーライティングは伝える技術と心得よ
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こんにちはフリーマンです。
さてこれまで2回に渡って、
コピーライティングの基礎的な部分を
お伝えした来ましたがいかがでしたでしょうか?
これによって、
文章を書く機会が多い
アフィリエイトにおいて、
いかにこのコピーライティング
技術の向上を図っていく事が
大事か、お分かり頂けたかと思います。
さて今回は、
コピーライティング編
第三回目と言う事で、
もっとも大事にするべき事や、
実用性のある法則面などを中心に
お伝えして行きたいと思います。
これらの内容は、
アフィリエイタ―にとって
今まさに使える内容ばかりですので、
しっかりと自分の中に落とし込んで
活用して頂けたらと思います。
そんな訳で今から
詳しくご説明して行きます。
ではスタートしましょう!
1.難しい言葉は避け分かりやすく相手に伝える
はいと言う訳でまず一つ目ですが、
【難しい言葉は極力使わずに、
なるべく相手に対して分かりやすく伝える】
と言う事です。
こちらはテクニックや
法則面と、一見関係無い様に
見えますが、実は深く関係してます。
これは何故かと言いますと、
理解しやすい文章と言うのは、
どんなテクニックや法則を活用する上でも
最低限押さえておくべき事だからです。
そして伝えたい内容を、
キチンと相手に対して
理解して貰える事にも繋がります。
これを見たあなたは、
”へっ!?そんな事当たり前じゃん”
と思われたかも知れませんが、
人間と言う物は不思議な物で、
覚えた知識や技術などを、
自分の目線で話がちになります。
要するに今の自分の目線で話すので、
その分野に初めて触れる人に対して、
どうしても分かりづらい
文章になってしまうと言う事です。
例えば専門用語ばかりの
文章や、横文字ばかりの文章ですね。
もちろんある程度以上の
知識を持っている人がターゲットならば
それでも構わないと思いますが、
全部が全部理解出来る人が
果たして読者の何%いるでしょうか?
それと人間は、意味の分からない
言葉が一つでも出てくると、
イラッとしてしまう生き物です。
ブログの様なプル型(受動的)
な媒体だったら、尚更です。
そして大半の人は、
理解出来ない用語や
横文字が出て来た段階で、
意味が分からず、読み流すか
そのページを閉じると思います。
要するに伝えたい事が
伝わらないばかりか、
読者離れを助長している訳です。
そして最初の段階で、自ら
入口を狭めてしまう事にもなります。
と言う訳で、仮に
専門用語を使うのであれば、
”その意味の解説を下に乗せておく”
横文字を使うのであれば
”その意味をなるべく
カッコ書きで横に書いておく”
これだけでも読んでいる人に対して、
非常に親切な文章と言えますよね。
そしてそれが、結果的に読まれる
文章に繋がって行くと言う事にもなります。
ですから面倒な時もありますが、
目線をキチンと合わせると言う意味でも、
出来るだけその言葉の意味や
解説を書いて行く様にしましょう。
逆に言えばこれが出来ていないと、
どんなに完璧な構成で文章を
作っても、まったく意味が無いと言えます。
何故なら相手に対して
十分に伝わっていないからです。
特にセールスレター等は、
この辺に注意が必要です。
難しい言葉を使い相手に対して
”この人ってすごいな”
と思わせる事が着地点ではありません。
つまり自分の文学的な
教養面をひけらかしても、
まったく意味が無いと言えます。
大事なのは、
”読んでいる人の注目を、いかに
サービスや商品に向かわせる事が出来るか?”
”いかにその商品にお金を払いたくなるか?”
と言う事です。
そう言う訳で、難しい言葉を極力避け、
なるべく相手に対して分かりやすく
する必要があると言う訳ですね。
ですから文章を書く際は、
最低限誰が読んでも分かる様な
文章を書いて行きましょう。
2.共感原理を上手く使いこなし相手を誘導せよ
ハイッと言う訳で、
倫理学的な重要概念の
一つとして良く使われる
【共感原理】についてですが、
こちらもコピーライティング
において、無くてはならない物となります。
要するに
【相手からいかに
共感を得る事が出来るか?】
と言う事です。
もう少し分かりやすく言うと、
相手の置かれている立場や状況、
相手の感情などを自分の立場に
置き換えて、想像する心の働きです。
身近な所で言うと、
漫画や小説、音楽等がありますよね。
漫画や小説であれば
主人公の行動に共感覚え、
音楽であればその情景を
自分の過去の部分と重ねて共感します。
これって人間誰しも経験する部分ですよね?
つまりその状況を
容易に想像出来て
感情移入出来るからこそ、
共感を得られる事に繋がるんです。
さてこの”共感”ですが、
商品の魅力を人が伝えて、
その伝えられた人が物を買う
アフィリエイトにおいては、
非常に重要な部分となります。
そしてもちろん他の
ビジネスにも言える事ですよね。
何故なら人が物を買う時には、
少なからず感情が働くからです。
そしてこちらの共感原理を
上手く取り入れる事は、
コピーライティング技術を向上
する事にも繋がって行く事にもなります。
【共感=相手に対してより伝わる】
と言う図式が出来るからですね。
では具体的にどうやって
共感を得れば良いの?
と感じていると思いますので、
今から例文を使ってご説明したいと思います。
【例文】
「僕は1年前まで、何をやっても 上手くいかないダメ人間でした。」
「痩せなきゃと分かっていても、 食べている自分が嫌でした。」
「引っ込み思案を直そうと思っていても、 中々行動には移せませんでした。」
「自分の顔が好きになれず、 鏡を見る度に落ち込んでいました。」 |
↑と言う感じです。
この様に人間のネガティブ且つ、
大半の人に当てはまりそうな事で、
共感を得る事が出来ます。
もちろんポジティブな文章で
共感を得る事も可能ですが、
人は痛みに対して敏感なので、
情に訴えた方が効果があります。
そしてそれが具体的であれば
あるほど、自分の感情とリンクして
共感を得る事に繋がると言う訳ですね。
そして伝えたい内容に、
リアリティーを与える事にもなります。
この様にまずは冒頭などで
共感を得る事が出来れば、
その続きの部分に対しても理解が生まれ、
最終的にその商品の魅力を
容易に伝える事に繋がって行く訳です。
ですので、こう言った
共感の得られそうな文章や
ストーリーを戦略的に取り入れて、
他の販売者と差別化を図って行く事も
一つの重要なポイントとなりますので、
要所要所でこの【共感原理】を
取り入れて見てはいかがでしょうか。
3.PREP法を上手く使いこなせ!
さてこれを読んでいるあなたは、
PREP法(プレップ法)
と言うのはご存じでしょうか?
こちらはどう行ったものかと言いますと、
【REASON】理由
【EXAMPLE】一例例、具体例
【POINT】ポイント、結論、主張
と言う四つの構成に分けて、
相手に対して理論的に何かを
伝える時に用いられる、
会話法や、文章構成法です。
このPREP方も以前お伝えした
AIDMAの法則やPASONAの法則同様に、
コピーライティングにおいて
最低限覚えておくべき法則です。
何故ならこちらの法則も、
セールスレターのみならず、
普段の記事や動画で何かを伝える時など、
様々な場所で活用する事が出来るからです。
そして
”ゆくゆくはインフォプレナーになりたい”
って言う人なんかは、こちらの法則を使って
説得力のあるセミナーを行う事だって可能です。
さてここであなたは
「ふ~んプレップ法ね~。
何となく想像は出来たけど、
具体的にはどう言った感じに使うの?」
と感じたかと思われますので、
これから一例を挙げながら
ご説明して行きたいと思います。
ではあなたは今、親しい友人から
スマートフォン購入について
アドバイスを求められたとします。
その友人はいくつかの
機種で迷っていますが、
なにぶんスマートフォン初心者の為、
”どれを買えば良いのか?”
と言う部分を決めかねています。
そこであなたに対して
意見を求めて来たとします。
ですがその友人は単純に
「これ良いよ~。」
「この商品使いやすいよ~」
何て言っても納得する様な人ではありません。
ここで家電製品に強いあなたは、
友人に対してその強みを活かしながら
理論的にアドバイスする必要があります。
ではPREP法を用いて具体的に説明しましょう。
1.【POINT】ポイント、結論、主張
【例文】
「スマートフォン選びで 迷ってるなら、この機種が一押しだよ!」 |
2.【REASON】理由
【例文】
「何でかって言うと、他の商品に比べて 物凄くコストパフォーマンスが高いからね。」 |
3.【EXAMPLE】一例、具体例
その理由を裏付ける様な、
客観的な事実を元に意見を言う。
【例文】
「それと他の機種と同じ位の 値段なのに、人間で言ったら 頭脳にあたる、CPUって言う部分の 性能が一番良いし、何よりも本体に 保存できる容量が他よりもずっと大きいんだよね。
そんでもって、ネットの 人気ランキング1位商品だし。」 |
4.【POINT】ポイント、結論、主張
【例文】
「つー訳で、スマートフォン選びで 迷ってるなら、この機種が一押しなんだよね。」 |
と言った様な具合です。
いかがでしたでしょうか?
要するにPREP法とは、
まず初めに結論を述べてから、
その理由を納得の出来る様な
客観的な事柄を織り交ぜながら話します。
そして最後にもう一度結論を
持って来る事によって、
相手に対して分かりやすく、
尚且つ受け入れやすくする為の、
会話方法や、文章構成法と言う訳です。
こう言った部分を何となく伝えるのと、
キチンと伝えたい部分の
要点をまとめながら話すのとでは、
大分”説得力”と言う面で
変わって来ますので、
是非積極的に意識しながら
取り入れて行ってみて下さい。
以上の事から冒頭でもお伝えした通り、
”このPREP方も、最低限覚えておいた方が良い”
となる訳ですね。
それだけこのPREP法は、
コピーライティングにおいて
非常に重要な要素を担ってますので。
さてここであなたはもう
お気づきかも知れませんが、
過去のブログの記事や
この項目3の解説でも、
PREP法を使用しています。
どうですか?
キチンとした枠組みで
何かを伝えられると、
結構受け入れやすいと思いませんか?
それだけ相手に対して
何かを伝える時に、
このPREP法は役立って来ます。
ですからまずは、
プライベート等でこちらの法則を
積極的に活用して見るのも一つの手です。
そして自分に落とし込みを掛けた後に、
ビジネスシーンに利用して見てはいかがでしょうか?
4.GDTの法則でコピーを強力なものとせよ!
はい、と言う訳で本日のラストですが、
こちらの【GDTの法則】は、
コピーライティング業界では
とにかく有名な法則なので、
是非ともこれを機会に覚えて下さい。
これを見たあなたは
”GDTの法則とは一体何ぞや?”
と感じたかと思われますが、
こちらは9つの欲求を、
G・D・Tと言う3つの
グループに分けた理論です。
この段階順に、欲求に対して
強く響く様になっています。
マイケル・フォーティン
と言う海外のマーケッターが、
提唱した法則となります。
では今から具体的に説明しましょう。
【Goal】ゴール(ゴールや目標)
まずGoalですが、
目標について以下の
3つの要素を用いて相手に語りかけると、
反応を上げやすくなります。
・【Effort】 努力(努力をしたくない)
・【Money お金】(お金をかけたくない)
【例文】
「あなたがもし1日わずか30円で、 しかもたった1回こちらを飲むだけで、 見違える様なみずみずしいお肌が手に 入れられるとしたらどうですか?」 |
と言った感じです。
要するに面倒くさがりな人に対して、
上記3つの要素を用いながら、
ゴールを明確にしてあげる訳ですね。
【Desire】ディザイア(欲望)
次にDesireですが、欲望について
以下の3つの要素を用いる事で、
先ほどのゴールよりも、
更に欲求に対して語りかけます。
・【Lust】 愛、美、性が欲しい。
・【Comfort】 快適性、悩みや苦痛がない状態が欲しい。
【例文】
「このビジネスで成功すると、 あなたの望む様な生活と 名声を手にする事が出来ます。
それが異性からも注目を 浴びる事にも繋がりますし、 デートの時にお金の心配等も 一切する必要が無くなります。」 |
となります。
こちらは早い話が、相手に対して
3つの要素を使って欲求を刺激しつつ
想像を膨らませると言う事です。
【Teaser】ティーザー(悩ます)
こちらのTaeserは、
悩ますと言った意味です。
良く部分的に情報を開示する、
CMや広告などで見る機会が多いですよね。
要するに
”今見ておかないと損するかも?”
”今買って置かないと損するかも?”
と言った感じに、感情を揺さぶる訳です。
ティーザーにおいて、
重要な要素は以下の3つです。
・【Curiousty】 興味(興味あるどうしようと悩む)
・【Controversy】反社会性(常識を覆されどうしようと悩む)
これらを用いて相手に対して、語りかけます。
【例文】
「こちらの商品は、 ご要望に答えまして、 本日のみ通常の半額でお届けします!
ですが非常に 申し訳ございませんが、 残りあと4台となります!
この残り4台が売れたと同時に、 通常価格に戻りますからご注意ください!」 |
と言った感じです。
何かジ○○ネット高○見たいですね笑
さてこのGDTの法則ですが、
人が物を買う理由として、
感情が大きく関わって来る事が
お分かり頂けたかと思います。
要するに
”常に感情の動きを
把握しておく事がとても大切だ”
とも言えますよね。
ですから普段自分が
何かが欲しくなった時や、
何かを買おうとしている時に、
このGDTの法則に当てはめて考えて見て下さい。
そしてその中に必ず
ヒントが眠っていますので、
そこから分析して見て下さい。
それがやがては圧倒的な、
コピーライティングの上達に繋がりますので。
それとこれらの9つの要素が多ければ多い程、
相手から反応が得られやすくなりますので、
是非あらゆる場面でこちらの法則に
当てはめながら、有効活用して行って下さい。
と言う訳で今回は第3回目と言う事で、
すぐにでもアフィリエイト活動に
活かせるような内容を中心に
お届けしましたがいかがでしたでしょうか?
まだまだコピーライティングの
世界は奥が深いですが、
今日お話しした事をしっかりと
覚えるだけでも、大分スキル面の向上
と言う意味で変わって来ますので、
是非自分の中に落とし込んで頂けたらと思います。
さて次回ですが、
コピーライティング編第4回目として、
あらゆる角度からお伝えして行きます。
今その内容について
ほんのちょっとだけ触れると、
【ネガティブな感情と
コピーライティングの関係性】
とでも言いましょうか?
その辺をある法則に当てはめ
ながらお伝えして行きたいと思います。
ですので、是非楽しみにして頂けたらと思います。
と言う訳で今回も少々長くなりましたが、
以上で本日の講義を終了したいと思います。
ではまた会いましょう!
今回は何かイマイチだなーと思ったら、下記のリンクから有益な関連情報を得る事が出来ます。※このブログの影響度を知りたい方も、以下のリンクからどうぞ。
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フリーマンさん
こんばんは、ハムカツです^^
いや~今回も凄いボリュームですねΣ(゚Д゚;)
「まとめるのに何時間かかったんだろう?」
なーんて、ついつい余計なことを
考えてしまいました(´・ω・`)!
〝難しい言葉〟は、極力使わない方が良いですね^^
(私の場合、使いたくても使えませんがw)
ごく稀ですが、
「俺はこんなことも知ってるんだぞ~!」
と、言わんばかりに難しい言葉を
並べている人を見かけますが…
あれって、逆効果ですよね(;´∀`)!
アフィリエイトも、専門用語が結構多いので、
読めない言葉も意外と多いと思います。
そんな時はちゃんと〝カッコ⇒( )〟を
使って説明してあげると親切ですよね♪
ちょっとした気づかいかも知れませんが、
後々、大きな違いになってくると思います(`・∀・´)
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