ferret-plusの使い方を5つの視点で捉え、タイトル付けの悩みから解放される方法
こんにちはフリーマンです。
今回は、具体的なキーワード選定方法や、
ブログタイトルを決めるポイントなどを、
いくつかのセクションに分けてお伝えします。
この内容を知る事によってあなたは、
タイトル付けに悩む必要が無くなる
複合キーワードの重要性が分かる
ターゲットの重要性が分かる
と言ったメリットがあります。
そしてあなたのスキルアップに
繋がる事は間違いありませんので、
是非一字一句読み飛ばす事無く、最後まで見て下さいね。
ではスタートしましょう。
1.ferret-plusを使い、キーワードの月間検索数を調べよう
さてここでは、実際にツールを使用して
キーワードを決めて行きたいと思います。
今回は、様々な機能が無料で使える、
ferret-plusという、ツールを使って
キーワードを決めて行きたいと思います。
一応他にも同様のサービスで、
Google ADWordsなどがありますが、
今回は、上記のferret-plusを
使ってご説明したいと思います。
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まずはこちらのリンクから新規登録して下さい。
※登録手順が分からない場合は、
こちらのリンク先に、詳しい登録手順を
アップしたので、参考にして見て下さい。
1-2
登録を終えましたら、
まずは管理画面に入ります。
1-3
上記画面の上段にある、
”キーワードチェック”
というタブをクリックして下さい。
1-4
すると以下の様な画面に切り替わりますので、
あなたの決めた、大まかなテーマを入力しましょう。
1-5
例えば「ダイエット」で検索したとします。
すると以下のように、
月間検索数が1位からズラッと並びます。
さてここで、以前もお伝えしましたが、
ブログタイトルを決定する上で、
月間検索数は多すぎても少なくてもダメです。
検索総数が1万以上になると上位表示は難しく、
少なすぎても成約率の問題で成果が望めません。
と言う訳で、初めのうちは
5000以下2000以上が、望ましいと思います。
アフィリエイト公式に当てはめて考えよう
ここで復習ですが、月に10万円を稼ぐ為に、
月5000回の検索キーワードから計算して見る事にします。
まずはアクセス数ですが、
となります。
つまり、月間総検索数が5000回の場合、
上位表示されれば500人のアクセスが見込めます。
そしてその内の1%が購入する計算で考えると
となります。
要するに、5人が月の見込み客となる訳です。
そして成約率の面を考えて、
最初は500円~1万円までの平均を取り
5000円と言う単価で考えると、
となります。
そして最終的には、
という、図式が成り立ちます。
もちろん成約率を下げれば、
月間検索数をもっと下げる事も出来ます。
その場合は前回もお伝えしたように、
単純にサイトの数を増やせば良いのです。
4サイト位から運営するのか、
10サイトで塵も積もれば精神でやるのかは
あなたの自由ですから、最初はとにかく色々と試してみて下さい。
もちろん全て計算通りに行く訳ではありませんが、
その経験は絶対に無駄にはならないので
色々な角度からアプローチして見る事をおススメします。
2.キーワードチェック
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さてここで一例として、
下図赤枠の「ダイエット エアー縄とび」
というキーワードを、チェックして見たいと思います。
このキーワードは、
月間検索総数が約2000回ですから、
先ほどの計算式に当てはめると、
成約率は月におおよそ2人位となります。
ここで前回もお伝えした通り、
好きな事なのか?
興味を持って取り組めるか?
と言う事は大前提ですが、
そればかりでは無く、
競合サイトも調べなくてはなりません。
ferret-plusを使った競合サイトの調べ方
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まず競合サイトの調べ方ですが、
上記キーワードの、文字部分にカーソルをあてます。
ここでは
「ダイエット エアー縄とび」
に、カーソルをあてると言う事ですね。
2-3
すると
と言う表示が出てきます。
まずは「推移」を
クリックして、調べて見てみましょう。
上記を見て分かる通り、通常であれば
ある程度の検索推移があるはずですが、
このキーワードは2013年の1月に、急激に検索数が上がっています。
と言う事は、テレビか雑誌で
紹介されたばかりの可能性は大です。
もちろん一時的な事かも知れませんので、
キーワードをメモしておいて、何カ月後かに
もう一度需要があるか調べてから進めるのもいいですが、
出来ればすぐに「競合」を調べる事をおススメします。
これは何故かと言いますと、
検索の1ページ目に入れる可能性が
あるかどうかを判断する為です。
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と言う訳で、
以下の競合の一覧を見て下さい。
この中で見る部分として、
大手の企業がどの位ランクインしているか?
個人サイトやブログはどの位か?
その中で無料サービスで作ったブログやサイトは何個あるか?
それのみをテーマにした、ブログやサイトは何個あるか?
各サイトのページランク
を中心に見て行きます。
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この他にも実際に”G”や”Y”をクリックして、
実際の検索順位と表示を確認します。
そして特に重要なのが、検索結果の1ページに
無料サービスで作ったブログやサイトは何個表示されるか?
そのページはキーワードに特化したブログやサイトなのか?
それとも関連を複合的に紹介しているのか?
と言う所です。
ですからこれを、くまなくチェックします。
これは何故かと言いますと、大手の企業にはとても太刀打ちが
出来ないと言うのもありますが、無料ブログにフォーカスした場合、
複合的に扱っているブログよりも、単体商品やキーワードのみで
ブログを構築した方が一般的には上位表示されやすいからです。
これは、タイトルにその狙った
キーワードが入っていれば尚更です。
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あとはPR(ページランク)ですが、
こちらも一応目を通しておいて下さい。
Googleページランクとは?
Googleページランクとは、単純に言えば
グーグルがサイトに対して評価を数値化したものです。
ランクは10段階あり、この数値が高くなると
Googleのサイトに対する評価も高いと言えます。
この数値は、一つの指標として
一応一通り目を通す事をおススメします。
ですが無料ブログの場合は、ページランクよりも、
まずは中身が充実しているかどうかを見て下さい。
これは何故かと言いますと、
そのブログサービスのドメインの力が、
ページランクに反映されている場合があるからです。
ですから、中身を見て、何でも屋みたいになってる
ブログばっかりだったら、勝負をしてみるべきです。
ワンポイントアドバイス
どうしてもキーワードがパッと浮かばない場合は、
「キーワード発想」と言うタブがありますので、
そちらを参考にしてみると良いです。
例えば「ダイエット」で検索すると、
それに関連したキーワードが出てくるので、
この中から選んで、ブログの
タイトルを決めるのも、一つの手ですね。
あとはキーワード発想の応用で、
「複合キーワード」を使って、
タイトルを決める方法もあります。
例えば今までご説明した流れで、
競合サイトが少ないキーワードを見つけたとします。
けれどそのキーワードの月間検索数が、
500回位しかなかったとします。
ここであなたは、
「あ~このキーワードはダメだな!」
なんて思わないで下さいね。
要するに、そういうキーワードを
集めたタイトルを作ればいいんです。
これはどういう事かと言いますと、
と言う風に考えられますから、
その4つのキーワードを
複合的に使い、タイトルにすれば良いのです。
ですが、キーワードは一番左が強いと言われていますし、
数が多いと日本語的に無理があったりする場合があるので、
その辺のバランスはきちんと考えなくてはダメですよ?
例えば一例ですが
この位の方のバランスの方が理想的です。
上記に加えて、もう一つ重要な事をお伝えします。
ワンポイントアドバイス2
それはメインとなるキーワードと、
それと連想したサブ的な
キーワードを組み合わせると言う事です。
これは先ほどお伝えした、
「キーワード発想」や「複合キーワード」に
関連している事ですが、検索者がメインとなるキーワードと合わせて、
”何をサブキーワードに考えているか?”を突き詰めるという事です。
例えばですが、付き合いたての
恋人がいる男性を例に挙げて見ましょう。
その男性は、付き合いたてと言う事もあり、
「ちょっといいレストランで食事をしたいな」
と考えたとします。
そして、その目的となるお店の
情報を、ネットで検索する場合の事を考えてみて下さい。
ここでメインとなるキーワードは、
おそらく「レストラン」ですよね?
そしてその補足キーワードが
何になるのかを色々な角度から考えてみると・・・
安くておしゃれなレストランを探している人は
レストラン おしゃれ 安い
レストラン おしゃれ 安い 都内
と単純に連想するだけも、このような感じになります。
後はイベント時期に重なっていたりすれば、
このような感じとなりますね。
ここで勘のいい方はお気づきと思いますが、
要するにメインキーワードを決めたあとに、
連想されるキーワードを絞り出したら、
後はそれぞれの月間検索数を、
過去から現在に渡り調べればいいんですね。
そしてそこから初めて、
「月間検索数が同じ位のキーワードを、
バランス良く足してタイトルとするのか?」
「メインと関連、または連想されるサブキーワードを選ぶのか?」
と言う風になる訳です。
これらを知っておくだけでも、
ただやみくもにブログタイトルを
つけるのとは、かなり違って来ますよね。
ワンポイントアドバイス3
あなたは、intitle検索と
allintitle検索を知っていますか?
これは競合サイトの中で、
”自分が狙ったキーワードの競合”
を調べる事が出来る構文です。
つまりこの構文を使用する事によって、
タイトルのみの競合を調べる事が出来ますので、
もっと絞り込んだ戦略を立てる事が出来ます。
例えば先ほどの「レストラン おしゃれ」
で検索すると、約 14,700,000 件がHITします。
これをまずintitle検索を使い調べると、
intitle:レストラン おしゃれ
で、約 1,010,000 件 にまで絞り込めます。
調べたいキーワードがある場合は、
と、入力します。
Intitle検索の場合は、
「レストラン」「おしゃれ」の、いずれかが
タイトルに入っているページが表示されます。
次にallintitle検索ですが、これは狙ったキーワードが、
全てタイトルに入っているページのみが、表示されます。
【All in title】←オールインタイトル
まさに読んで字の如く、Intitle検索よりも、
もっと絞り込んで調べる事が出来ると言う事です。
先ほどのように、今度はallintitle検索で
「レストラン おしゃれ」を調べて見ましょう。
allintitle:レストラン おしゃれ
で検索すると、結果は約 4,580 件となりました。
つまり指定したキーワードが、
どちらもタイトルに入っている競合サイトは、
4580サイトと言う事になります。
と言う事は、SEO的にタイトルタグが
一番重要視されていますから、
タイトルの競合を調べる事が、最も重要なんですね。
本当のライバルの数を知った後に、
先ほどお伝えした戦略と合わせて、
総合的に考える事をおススメします。
3.【5W1H】を使いターゲットを明確にしよう
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こちらは前回も少しだけ触れましたが、
「自分のターゲットとする人は一体誰なのか?」
と言う部分を明確にしておくと、
タイトルも決めやすいと言う事です。
これはどういう事かといいますと、
ターゲットは誰なのか?
何を伝えたいのか?
どんなサイトなのか?
何故必要なのか?
どんな風に解決して行くのか?
と言うように、5W1Hの法則に基づいて、
ターゲットをより鮮明にして行くと言う事です。
そしてそこから、具体的な
キーワードを決めて行くと言う事になります。
更にそれだけで無く、ブログの方針や
カテゴリ等も埋めて行く事も出来ます。
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例えば一例ですが、
「私は30代の女性をターゲットにします」
と言う人がいたとします。
あなたはこれを見てどう思いますか?
正直これでは具体性に欠けますよね。
ではどのように考えて行けば良いのかと言いますと、
単純に30代女性と言っても、ちょっと考えれば
色々なタイプの女性が居ますし、
様々な生活環境がある事が分かります。
一例を挙げると、
・大手企業でバリバリ働き、休日はジムで汗を流す、アクティブ且つしっかり者タイプの女性
・派遣社員として働き、休みの日には、犬と一緒にドックランやドックカフェ巡りが趣味と言う女性
などなど、少し考えただけでも、
一人一人生活環境が違うという事が分かります。
もちろん上記は簡単な一例なので、
突き詰めて考えれば、
よりリアリティーを増す事が出来ます。
つまり大勢として捉えるのでは無く、
ターゲット像を一人に絞り、
よりイメージとしての具体性を持たせるのです。
そして具体化した人物像に対して、
先ほどお伝えした、5W1Hを元に
キーワードをあぶり出していくのです。
そうやって、思いついた
キーワードをノートに書きためてから、
タイトルやコンセプトメイク等を
具体的に決めて行っても良いと思います。
キーワード編のまとめ
●継続して有益な情報を届けられるか?
●そのテーマやキーワードは需要があるか?
●複合キーワードをどの様に使うか?
●ターゲット像はキチンと絞りこめているか?
補足
あとは連想キーワードでもお伝えした通り、
自分自身が検索者の立場に立って
考えていくと、見えてくるキーワードがあります。
このキーワード選びの目的は、
「まずは継続してやっていけるか?」と言う事と、
「検索者の求めている事は何なのか?」と言う事です。
そして
「データを元に具体的なキーワードを洗い出して行く」
と言う部分が、非常に重要になって来ます。
ですからまずは、「自分が稼ぐ」と言う事よりも、
「どうやったらその一人に対して、有益な情報を届ける事が出来るか?」
という部分を、重要視して行く事をおススメします。
さて今回は、無料ツールを使った
具体的なキーワードの選定方法を、
いくつかのセクションに分けてお伝えしました。
こうやって今まで説明した事を考えると、
様々な部分で戦略が必要になって来ます。
と言う事は、今回お伝えした情報だけで無く、
常に情報にアンテナを貼りめぐらせる必要があります。
ですから一日一回、テレビや雑誌、
ニュース、掲示板、SNS、ランキングサイト
などのどれかを、必ず見て行く事をおススメします。
そして気になるキーワードが目に入ったら、
今回のツールで逐一調べてみるのもいいですよね。
「ferret-plus」をフル活用して、
ブログタイトルや、記事タイトル等を
決める際に、是非役立てて見て下さい!
と言う訳で、ではまた会いましょう。